さて、平安四段の後編です。
早速初めて参りましょう。
第14挙動
右後屈立、両拳中段掻分け受
右脚を軸に左回りに、左足を後方左斜にすり出しつつ、両腕を胸前で交叉(こうさ)しながら、
左右に掻き分けて両肘は脇腹の前、両拳の幅は肩幅くらいです。
前からの図です。
手の甲は外側に向けます。(斜めの方はよく見かけます。すこしくらいは、手の甲が斜めでも良いのかも知れません。少なくても上向きにはなりません。)
第15挙動
左脚立、右上段前蹴蹴上
左脚の位置と右両拳はそのまま、左膝を曲げ腰を左脚の上に移しながら、右膝を胸前に高くかいこみ、虎趾(上足底=足の指の付け根)で、両拳の間を高く蹴上げます。
前から見た図です。
蹴った後、直ちに引き寄せます。(ここまでが15挙動です)
第16挙動
右前屈立、右拳中段突、左拳腰
蹴った右脚を下ろし、接地と同時に右前屈立となり、右拳は掻分けの一から、前腕を内転しつつ中段へ、左拳は、掻分けのときの位置から、前腕を外転しつつ、脇腹をするようにしながら、左腰です。
第17挙動
右前屈立、左拳中段突、右拳腰
立姿勢はそのまま、左拳は前腕で脇腹をするようにして内転しつつ中段へ、宇検は外転しつつ前腕で脇腹を擦るようにして、右腰へもっていきます。
第16、17挙動は敏速に続けて連突き(連続で素早く突くこと)です。
第18挙動
左後屈立、両拳中段掻分け受
左脚を軸に右脚を右斜めに移しつつ同様に掻分け受します。
第19挙動
右脚立、左上段前蹴蹴上
第20挙動
左前屈立、左中段突、右拳腰
第21挙動
左前屈立、右拳中段突、左拳腰
第20、21挙動は敏速に続けて連突きです。
右後屈立、左中段諸手受
右脚を軸に左足を裏正面(この図では向こう側)に移しながら、両拳を同時に動かして、諸手受です。(第4挙動参照)
(AIKOさんの前方に移ります。)
第23挙動
第25挙動
左脚立、右膝槌(ひざつち)、両拳右膝両側
両拳開掌し、両掌が向かい合うように顔の前に上げ、前屈になり、相手の後頭部をつかみ引き下ろすように、
両掌を握りながら、左脚立となり、右膝を高く上げ、右膝の両側へ両拳を引き下ろし、右膝槌です。(膝蹴りです。)
(平安二段の第8挙動などもそうですが、案外この体勢をつくる事が抜けがちな気もします。後屈手刀受は原則この体勢から、前になる足を擦り出して、上半身を回して受けます。)
後屈立ちになり、左手刀中段受です。
第27挙動
左後屈立、右手刀中段受
一歩前に進み右手刀中段受です。
直れは、左脚の位置はそのまま、右脚を戻しながら、拳を握りしめて、用意の姿勢にかえります。
以上、平安4段でした。
次回は、平安3段か5段に行きたいところですが、大変個人的な諸都合により別な型にする予定です。
それではまた。
(ちなみにこの笑顔は、一発で笑顔を作るようなツールでは無く、自力でモーフターゲット(動くようになっている部位。例えば唇とか、歯とか)をいじって作りました。初心者には、相当大変でした。)
(AIKOさんの前方に移ります。)
第23挙動
左後屈立、右中段諸手受
第24挙動
右後屈立、左中段諸手受
第25挙動
左脚立、右膝槌(ひざつち)、両拳右膝両側
両拳開掌し、両掌が向かい合うように顔の前に上げ、前屈になり、相手の後頭部をつかみ引き下ろすように、
両掌を握りながら、左脚立となり、右膝を高く上げ、右膝の両側へ両拳を引き下ろし、右膝槌です。(膝蹴りです。)
ここで気合!!
第26挙動
右後屈立、左手刀中段受
両拳開掌し、左手刀を右肩前上に(甲は外向き)、右手刀をやや左斜め下に(甲は上です。)
左回りに後方正面に振り向き、
(カメラ位置を正面に戻します。)(平安二段の第8挙動などもそうですが、案外この体勢をつくる事が抜けがちな気もします。後屈手刀受は原則この体勢から、前になる足を擦り出して、上半身を回して受けます。)
後屈立ちになり、左手刀中段受です。
第27挙動
左後屈立、右手刀中段受
一歩前に進み右手刀中段受です。
直れは、左脚の位置はそのまま、右脚を戻しながら、拳を握りしめて、用意の姿勢にかえります。
以上、平安4段でした。
次回は、平安3段か5段に行きたいところですが、大変個人的な諸都合により別な型にする予定です。
それではまた。
(ちなみにこの笑顔は、一発で笑顔を作るようなツールでは無く、自力でモーフターゲット(動くようになっている部位。例えば唇とか、歯とか)をいじって作りました。初心者には、相当大変でした。)
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